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ブルース・コフナー
僕にとって、テクニカル分析は体温計のようなものなんだ。チャートに全然注意を払おうとしないファンダメンタル信奉者は、患者の体温を計ろうとしない医者と同じだね。愚か以外の何者でもない。もしあなたが責任を持って市場に参加しているのであれば、常にいま市場がどのぐらいにきていて、熱くて活況なのか、それとも冷めてしまっているのかを知りたがるはずだ。
リチャード・デニス
デニスはトレーダーが犯す最悪のミスは大きな収益機会を逸することだと思っている。彼自身の見積もりでは、彼の利益の95パーセントは彼のトレードのわずか5パーセントからもたらされたものだという。そのような収益機会を数回逃すだけで、成績に劇的なマイナスの影響が及んだかもしれない。相場に対する硬直的な見方は大きなトレンドをとり逃がすことに通じやすいので気をつけなければならない。
ポール・チューダー・ジョーンズ
ナンピンをしないこと。トレードがうまくいかない時は枚数を減らすこと。うまくいっている時には枚数を増やすこと。コントロールができないような局面では決してトレードしないこと。例えば、私は重要な発表の前には多くの資金をリスクにさらすようなことはしない。それはトレードでなくギャンブルだからだ。
エド・スィコータ
(a) 損切りは早く、(b) 利食いはじっくり、(c)ポジションは小さく、(d) 躊躇なくルールに従う、(e) ルールを変えるべき時を知る。
ウィリアム・オニール
株式相場で勝つ秘訣は、いつもうまくやることとは限らない。実際、半分もうまくやれば勝てるはずだ。間違った時に損を最小限に抑えるのがカギだ。1銘柄の損は7パーセントまでに抑えるというのがわたしのルールだ。買い値より7パーセント下がったら、自動的に成り行きで売る。一瞬の躊躇もない。
株式市場は効率的でないし、ランダムでもない。効率的でないのはあやふやな意見があまりにも多いからだ。ランダムでないのは投資家の強い情動によりトレンドが形成されるからだ。
マーティ・シュワルツ
損切りを覚えなさい。金儲けで最も重要なことは手に余るほどの損を決して出さないことだ。もう一つ、資金が二倍、三倍と増えるまでポジションのサイズを大きくしないこと。儲かり始めると、すぐに掛け金を大きくしてみんな失敗する。それが一文無しへの近道だ。
ジェームス・B・ロジャース,Jr.
時々、チャートは上でも下でも釘のようにとがった形を見せる。チャートの中にヒステリーを見ることができる。ヒステリーを見つけると、私は逆に行くべきではないかとよく考えてみる。
マーク・ワインスタイン
そして、ここだという時しかトレードしないから大きく損もしない。多くのトレーダーはシグナルが出る状況まで待てない。僕は明るくなるまで待つけれど、彼らは暗いうちから森の中を移動しようとする。チーターは世界一足の速い動物で、平原でどんな動物でも捕らえることはできるけど、獲物が確実に捕らえられるという時が来るまで待つ。その時が来るまでは一週間でも茂みの中に身を隠す。そして赤ん坊のカモシカ、しかも病気か足の悪い赤ん坊のカモシカが来るのを待つ。そしてまさにそのカモシカがきた時、すなわち全く取り逃がす可能性がなくなった時、初めて攻撃に移る。僕はそんなやり方こそプロのトレードの典型のように思うんだ。
ブライアン・ゲルバー
彼はモヤモヤした気持ちをぬぐい去り、新たな気持ちでスタートせよとアドバイスしている。一度全てを忘れることによって、トレーダーは明瞭に事実を見つめ直すことができる。ポジションの中に依然として魅力的なものがあっても、いったんポジションを手じまうことによって、トレーダーは再度自信を回復し、再び相場に立ち向かうことができるのだ。
Dr・ヴァン・K・シャープ
ストレスは二つの形態をとっています。心配事と生物学上の勝負逃避行動です。私たちの脳が情報を処理できる能力は限られています。もし心配事で頭が一杯であれば、正しい決定をするための余地は極めて限られてしまい、効果的な行動を決定することは非常に難しくなるでしょう。
勝負・逃避行動は、人々の視野を狭くします。それにより人は、初期の段階で行った反応パターンを始めるようになるのです。例えば、ストレスのもとで多くの人が下す最も一般的な決定は、"決定しない"ことです。彼らは初心者の時に行ったように行動します。ブローカーのアドバイス通りに行動してしまうのです。つまり、安易な行動をとるようになるのです。安易な行動はめったに正しかったことはありません。また、人はストレスを感じると、群集心理に従い始めるようになります。他人の行動に従うのは非常に楽であり簡単です。大勢に従っていれば自分で決定する必要がありません。しかし、それは市場において一番確実にお金を失って行く方法でもあるのです。
終わりに
トレードでの成功に聖杯はない。「マーケットの魔術師」の中で引用されているトレードについての方法論は、純粋にテクニカルなものからファンダメンタルなものに至るまでほとんど全てがカバーされている。彼らが通常ポジションをもつ時間は、数分から数年まで広きにわたる。トレーダーのスタイルはそれぞれ非常に異なっていても、多くの共通な特徴があることが明らかになった。
1.インタビューした全てのトレーダーはゴールに到達するまでの様々な障害を克服し、
トレードで成功することを夢見て一生懸命だった。
2.皆長期にわたって勝ち続けることができるという自信に満ちていた。誰もが、お金を
投資するなら自分自身のトレードが最高で最も安全だと考えている。
3.トレーダーはそれぞれ自分に効果的な方法を見つけ、それに忠実に従った。自己
規律という言葉が最も頻繁に使われていたことは、注目に値する。
4.トップ・トレーダー達はトレードを非常に真剣に捉え、起きているほとんどの時間を
市場分析とトレード戦略のために費やしている。
5.インタビューした全てのトレーダーは、厳格なリスク・コントロールがトレード戦略に
おける重要な要素の一つだと考えている。
6.方法は様々であるが、多くのトレーダーは適切なトレード・チャンスを待つ忍耐力
を持つことの重要性を強調した。
7.独立して行動することの重要性が度々強調されていた。
8.全てのトップ・トレーダーは、損をすることもゲームの一部であることを理解している。
9.彼らは皆トレードが大好きだった。
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