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売り行きが伸びず、在庫が増えてくると、生産者の方では減産や不況カクテルを組んで、生産調整をするのが現在の資本主義の仕組みである。相場というものは、あくまで資本主義という大前提のなかで動いているわけで、そのルールのなかで動いている。資本主義の中では「極端」と言う言葉を最も嫌う。極端な不況になれば政府も企業も社会もいかにそれを克服するか、最善をつくすような仕組みになっている。
誰の目にもハッキリとしているような大不況の時が、ドン底であり、また逆に、極端な好景気もやがて押さえられる日がくるのが資本主義の姿である。
実は、相場でもっともむずかしいのは、一般の常識では逆にゆくということである。その意味で大衆が材料を研究すれば研究するほど、相場は当たらなくなるという皮肉な現象が起こる。これからは「常識の逆」ということを、相場発想の基本にしていただきたい。
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