![]() |
![]() |
|
| 「投 資 苑」 か ら の 抜 粋 | ||
|
|
証券取引所、監督機関、ブローカー、そして投資アドバイザーたちはマーケットのおかげで生計を立てているのであり、その一方で、トレーダーたちは数世代にわたりマーケットから姿を消し続けているのです。マーケットは敗者の新たな供給を常に必要としているのです。それは、古代エジプトのピラミッド建設にはそれに従事させる奴隷たちの新たな供給が常に必要であったこととよく似ています。敗者がマーケットにおカネをせっせと運び込むこと、それがトレーディング業界の繁栄のためには不可欠なのです。 (マネー・マネジメント計画の欠如) トレーディングを習得するのに数年はかかるものと考えてください。元手としては、2万ドル以上使ってはいけません。そして、いかなる場合も、1トレードに対して、自己資金の2%以上を失ってはいけません。要するに、少ない自己資金の中の小額の損失から多くのことを学びとるのです。 (自動トレーディング・システム) まず見知らぬ人が自動車の自動運転システムを売ろうと、あなたの玄関先に現れたところを想像してみてください。 (トレーディングにおける基本項目) トレーディングで成功者となるためには、次の3つのトレーディングにおける基本項目をマスターする必要があります。すなわち、健全な自身の心理状態、理にかなったトレーディング・システム、それに良いマネー・マネジメント・プランの3つです。この基本項目は三脚の3本の足のようなもので、ひとつでも欠けると成り立たなくなってしまい、その上に立つ人もろとも転げ落ちてしまいます。トレーディングで勝てない人はこのうちのひとつ、ないしは2つのみに立脚してトレードしようとしているのです。多くの場合、彼らはトレーディング・システムのみに注意を集中しています。 (マーケットの教祖たち) どんな時でも予測が絶好調の数千のアナリストを見つけだすことができます。大抵のアナリストにはそのキャリアの中で絶好調の時があるものですが、それは壊れた時計が1日に2度正確な時を知らせるのと同程度のものです。 (トレーディング日記) あなたは変わるために自分の弱点を見つけださねばなりません。それにはまず、トレーディング日記をつけることを勧めます。それにすべてのトレードについてそれを始めた理由、手仕舞った理由を書くのです。そこから成功と失敗の繰り返しみられるパターンを見いだすのです。 (トレーディングの心理) マーケットは金塊でいっぱいの金庫室や美女でいっぱいのハーレムを通り抜けるような、とてつもない誘惑を人々に与えます。また一方で、マーケットはさらなる儲けに対する強力な欲望と有り金をすべて失ってしまうという強い恐怖心を引き起こします。これらの感情がチャンスと危険に対するわれわれの感覚を曇らせるのです。 (トレーディングの教訓) アルコール依存症患者と損失により口座の自己資金が食いつくされるトレーダーの間には明確な類似性がみられます。彼はトレーディングの戦法を絶えず変え続け、それはあたかも度数の強い酒からビールに乗り換えることで問題を解決しようとしているアルコール依存症患者のようです。敗者はマーケットにおいて、自分の進路に対する制御を失ったことを否定するのです。 (匿名の敗者たち) 敗者は自分の資金が枯渇していく間、トレーディングに興奮します。彼にあなたは敗者だといい聞かせることは、酔漢から酒瓶を奪い去ろうとすることくらい難しいことです。敗者は復活する前に、まずどん底を打たねばなりません、 (トレードの記録) トレードの記録をあなたはきちんとつけていますか。記録の整備がだらしないということは、ギャンブラーや敗者の明確な兆候であります。良いビジネスマンは記録をきちんとつけています。あなたのトレーディング記録には、日付け、各トレードの開始および手仕舞いの価格、目標との誤差、手数料、当初に設定した損きり(ストップ・ロス)、その後のストップ・ロスの変更、トレードした理由、利食いの水準、トレーディング期間中に記録した最大の含み益、ストップ・ロスが執行された以降に被ったであろう最大の損失額、そのほか必要と思われるデータが記入されていなければなりません。 (自分をコントロールする) 船乗りは大海をコントロールすることはできませんが、自分をコントロールすることはできます。彼は潮流や天候のパターンを学びます。彼は安全な航海術を学び、経験を積みます。そうして彼はいつ海に出て、いつ港に退避すべきかを知るのです。成功する船乗りは自分の知恵を利用します。 (頻繁にフィールドに登場) 多分あなたは最初の数回は、フィールドに走り込む前に2回はよく考えることでしょう。この慎重な態度が「ビギナーズ・ラック」としてよく知られることに寄与しています。ひとたび初心者が数回ボールを上手に打ち返し、おカネを手にすると、自分はプロより上手でこれで食べていけるのではないかと錯覚してしまいやすいものです。欲にかられたアマチュアは良いプレーのチャンスがないにもかかわらず、頻繁にフィールドに登場しすぎるようになります。やがて訳の分からないうちに、彼らは続けざまに損失を出してしまい、自分自身のトレーダーとしてのキャリアを台無しにしてしまうのです。 (勝者と敗者) 1.マーケットに長期間とどまっていくのだと決断しなさい。すなわち、今から20年後 (群衆はトレンドを形成する) 群衆はバカげているかもしれませんが、あなたよりは確実に強力なのです。群衆にはトレンドを形成する力があります。決してトレンドに逆らってはいけません。もしトレンドが上向きであれば買いからのみ入るか、傍観するかにすべきです。「価格が上がり過ぎているから」という理由で決して売りから入ってはいけません。決して群衆に議論を挑んではならないのです。あなたは群衆と共に走る必要はありませんが、決してそれに向かっていくべきではないのです。 (インサイダー取引) インサイダー取引を減らそうとすることは農場からネズミを駆除しようとするようなものです。農薬はネズミの数をある程度コントロールすることはできますが、完全に根絶することはできません、引退したある上場企業の元役員が私に説明してくれたのですが、頭の良い人間は自分でインサイダー情報に基づいて取引したりせず、カントリークラブでゴルフ仲間にその情報を漏らすのだそうです。後になってその見返りとして、彼らはその人に自分たちの会社のインサイダー情報を与えてくれるのです。インサイダーのネットワークはそのメンバーが同じ行動基準に従い、過度に欲を張らない限り安全なのです。 (トレードの仕方を学ぶこと) トレードの仕方を学ぶことは労力、時間、エネルギー、そしておカネを要します。ごく少数の個人しかトレーディングで生活していけるようなプロの水準にまで到達できません。プロは自分のすることに極端なまでに真剣です。彼らにも非合理な目的はありますが、それらをマーケット以外のところで満足させるようにしています。一方、アマチュアはマーケットでそれを実行しようとします。 (ストップ・ロス・オーダー) トレーディングに従事する会社の社員には、心理的に有利な点があります。それは自分の金がリスクに晒されていないので、よりリラックスできるということです。多くの個人には負けが続き出したときにトレーディングを一時停止する規律が欠けていますが、機関投資家はトレーダーに規律を課しています。トレーダーには2つの制限が与えられています。つまり、1トレード当たりいくらまでリスクを取ってよいのか、次に、1ヶ月に最大どれだけ損してよいかです。これらの制限はトレーダーにとってストップ・ロス・オーダーとして機能するのです。 (トレーディング計画とマネー・マネジメント・ルール) (将来の予測) トレーディングでカネを儲けるために、あなたは将来の予測などする必要はありません。あなたはマーケットから情報を抽出し、ブルかベアのどちらが支配的かを判断しなければならないのです。あなたは支配的なマーケットの集団の強さを計測し、現在のトレンドがこの先も継続するかどうかを結論づけなければならないのです。そして同時にあなたは、トレーディングにおける長期的な生存と利益の着実な蓄積を目的とした保守的なマネー・マネジメントの手法を実践しなければなりません。あなたは自分の心の動きをよく観察し、欲と恐怖に引きずり込まれないようにしなければなりません。これらのことを忠実に実行するトレーダーはいかなる予想屋よりも成功することでしょう。 (チャート分析の最大の問題点) チャート分析の最大の問題点はそれが希望的観測に陥りやすいということです。トレーダーはしばしば自分の売買のやりたいようにチャートのパターンを主観的に強気、弱気のいずれかに解釈してしまう傾向があります。 (チャート) ブル・マーケットでは、価格は週の前半、つまり月曜から火曜日にしばしばアマチュアの利食いのために安値を付け、それから木曜から週末の金曜日にかけて新高値を付けにいく傾向があります。反対にベア・マーケットでは、高値は月曜ないし火曜日に付けることが多く、木曜から金曜日の週末にかけて新安値を付ける傾向があります。 (サポートとレジスタンス) 相場がしばらくフラットな状態のときは、トレーダーはレンジの下端で買い、上端で売ることに慣れてきます。一方、上昇トレンドではベアは踏み上げに遭って苦痛を感じ、ブルはもっと多く買っておけば良かったという後悔の念にさいなまれます。両者は全く違った理由からマーケットが再度チャンスを与えてくれれば、絶対買おうと心に誓うのです。ベアの苦痛とブルの後悔が彼らをして買いの用意を起こさせ、ひいては上昇トレンドの反落局面におけるサポートを作り出すのです。 (トレンド局面におけるトレーディング) トレンド局面におけるトレーディングとトレーディング・レンジにおけるトレーディングには、各々異なる戦法が必要です。上昇トレンドに買いから入るか下降トレンドに売りから入るかした後、あまり性急にトレンドが終了したと結論を急がないようにすべきです。シート・ベルトをしっかり締めてトレンドが続く限り、それにしがみつくべきです。反対に、トレーディング・レンジの局面でトレーディングする場合、あなたは素早く動かねばなりません。そしてわずかの相場反転の兆しも見逃さず、ポジションを素早く手仕舞うのです。 (トレンドとトレーディング・レンジを見分ける) トレンドとトレーディング・レンジを見分ける唯一の魔法のような方法はありません。しかしいくつか方法はあり、それらを組み合わせて使う価値はあります。複数の方法で互いに同一のシグナルが出てくれば、その伝えるメッセージはさらに強固なものとなります。その反対に、相反するシグナルが出た場合、トレードは見送るべきでしょう。 (相反するシグナル) 異なる時間サイクルにおける相反するシグナルは、マーケット分析における重大な問題点のひとつであるといえます。日足チャートではトレンドのように見える動きも、週足チャートでは平板なマーケットのちょっとしたさざ波にしか見えないかもしれないのです。逆に日足チャートでは平板なトレーディング・レンジにしかみえないものが、時間足チャートでは明確な上昇トレンドや下降トレンドなどであったりするのです。プロは判断に迷った場合、より大きな枠組みからマーケットをみるように心掛けています。その反対にアマチュアは、短期のチャートに注目するのです。 (トレンドラインがブレイクされるとき) トレンドラインは、その性質上、マーケットの下に横たわる、ひび割れれば四散してしまうガラス製の床のようなものではありません。それはむしろブルとベアが互いに寄りかかることができるフェンスのようなものと考えてください。動物がフェンスを揺するように、それは完全に崩壊させなくても少しは反対側にも侵入することができます。トレンドラインのブレイクは大引けで見て、価格がトレンドラインの反対側に移動したことをもって正式に確認されます。 (トレンドラインの方向に向かってトレード) 1.トレンドラインの方向に向かってトレードすることです。トレンドが上向きのときは、 (トレンドライン) トレンドラインは出来高やテクニカル指標に対しても応用可能です。出来高のトレンドラインの傾きは、どれだけの人がマーケットに参加しているかの目安になります。出来高の上昇トレンドは現在の価格のトレンドを確認する役目を果たします。出来高の下降トレンドラインはマーケットの群衆が現在の価格トレンドに従うことを拒否していることを示しています。テクニカル指標の中では相対力指数(RSI、第31節参照)が特にトレンドライン分析に適しています。なぜなら、しばしば価格の動きより先にRSIは、そのトレンドラインをブレイクするという特徴があるからです。 (ブレイクアウエー・ギャップ) もしマーケットが長期にわたるトレーディング・レンジから急激な出来高の増加を伴ってギャップを空けて抜け出し、高値または安値の更新を続けた場合、おそらくあなたが相手にしているのはブレイクアウエー・ギャップなのです。もし価格が上方にギャップしたならば、買いから入りストップをギャップの下端に置きます。本物のブレイクアウエー・ギャップはまずほとんど埋まることはありません。下方トレンドの場合にはこの手順を逆にしてください。新しいトレンドが始まったばかりのときに、押しや戻りを待つことは、相場に乗り遅れて指をくわえて見ているということになりかねません。 (ブレイクアウト) 真正のブレイクアウトは出来高の突然の増加を伴います。すなわち、その確認のためには、少なくとも過去5日の平均の壱1.5倍の出来高が必要です。 (ポジション・トレーダー) デイ・トレードできるようになる前にまずあなたは有能なポジション・トレーダーにならなければなりません。ポジション・トレーディングとデイ・トレーディングを比べることは、ビデオ・ゲームのレベル1とレベル9を比べるに等しい難易度の違いがあります。あなたは同じ迷路や同じ怪物から逃れなければなりませんが、ゲームのペースがレベル9では恐ろしく早いので、あなたの反応はほとんど考える間もなく自動的に近いものになります。もしそこで立ち止まって考えようものなら、あなたは即、死んでしまうのです。マーケットを分析することをまず学び、レベル1でトレードを始めるべきです。つまりデイ・トレーディングに挑む前にポジション・トレーダーになる勉強をすべきなのです。 (トレンドフォロー型の指標) トレンドフォロー型の指標には、移動平均、MACD(移動平均の収斂/乖離)、MACDヒストグラム、ディレクショナル・システム、OBV(オン・バランス・ボリューム)、アキュミュレーション/ディストリビューションなどがあります。トレンドフォロー型の指標は一致または遅行指標であり、つまりトレンドが反転した後、遅れて転換する性質があります。 (オシレーター) オシレーターは相場の転換点を見つけるのに役立ちます。オシレーターにはストキャスティック、スムーズ化された価格変化率(ROC)、モメンタム、RSI(相対力指数)、エルダー線、勢力指数、ウイリアムズの%R、コモディティー・チャネル指数などが含まれます。オシレーターは先行または一致指数で、しばしば価格より先に転換します。 (それ以外の指標) それ以外の指標はマーケットの強気、弱気のセンチメントの強度に関する洞察を提供してくれます。このグループには、新高値―新安値指数、プットーコール比率、強気のコンセンサス、CoT(コミットメント・オブ・トレーダーズ)、騰落指数、トレーダー指数などが含まれます。これらは先行または一致指数です・ (2回吠える単純移動平均の価格) 各データに対応して単純移動平均は2回変化します。まず、最初に移動平均に新しい価格が加えられたときに変化します。これは歓迎すべきことです。なぜならその目的は価格の変化を反映したいからです。しかし同時に良くないことは、古い価格が移動平均の時間の窓から落ちると移動平均が変化することです。高い価格が計算から落とされると単純移動平均の値は下落します。逆に低い価格が落とされると、単純移動平均の値は上昇します。これらの変化は、現在マーケットで起こっている現実とは全く関係がないことなのです。 (指数移動平均) 指数移動平均は直近のデータにより大きなウエートを置くので、単純移動平均に比べて変化により早く反応します。同時に、指数移動平均は古いデータが計算から外れても、大きく変化しないようにできています。いわば、この番犬はいい耳を持っていて、だれかが家に近づいてきたときのみ吠えるのです。 (出来高の5日移動平均) 移動平均は価格と同時に他の指標にも応用可能です。あるトレーダーは出来高の5日移動平均を使っています。出来高がその5日移動平均線を下回ると、その弱いトレンドにおける一般の人々の興味が減少していることを示し、そのトレンドは反転する可能性が高いといえます。反対に、出来高がそのMAの上に急上昇すると、それは一般の人々の強い興味を示し、価格のトレンドを確認します。 (ゆでカエル) トレーダーは損に対して、いわゆる、ゆでカエルと同じような反応の仕方をします。すなわち、カエルをお湯が沸騰しているナベに投げ込むと、カエルは瞬間的な苦痛に反応して飛び上がります。しかし、カエルを冷たい水に入れて、ゆっくりと水を熱していった場合、カエルはお湯から飛び出さずに、釜ゆでになってしまいます。同様に、突然の価格の変化がトレーダーたちを襲うと、彼らは苦痛から飛び上がり、損したポジションを処分しようとします。しかし彼らの損失が徐々に増えていく場合、この同じ敗者たちが非常に忍耐強く損に耐えようとするのです。 (トレンド) 経験則として、今日の出来高が前日の出来高を上回る場合、今日のトレンドは継続する可能性が高いといえます。 (出来高) 1.大商いはトレンドを確認します。もし価格が高値を更新し、出来高も増加する (投資アドバイザーの意見) 大半のニュースレターの書き手は、トレンドに従います。これは1人だけ異なった意見を書いて、購読者からバカに見られて、購読打ち切りとなることを恐れるためだといえます。かくしてトレンドが長期にわたるほど、レターの書き手たちは声高にそのトレンドに沿った相場見通しを叫ぶのです。投資アドバイザーたちは、相場の天井で最も強気になり、相場の底で最も弱気になります。大半のレターの書き手たちが強力に強気または弱気になった場合、彼らの方向と反対にトレードするのが正しい考え方なのです。 (雑誌や新聞の広告から発せられるシグナル) 主要な新聞紙上で、3つ以上の広告が同じ「チャンス」をうたって、騒々しく読者を勧誘する場合、それはしばしば相場が天井であると警告しているのだといえます。つまり、多くの人々がそのトレンドに気づいて、推奨すべきトレーディング・アイデアを思いつき、その広告を作成して、新聞にそれらを掲載するに至るころには、既にそのトレンドは時間が経過して、随分と古いものになってしまっているからです。 (3段階スクリーンの要約) 週足トレンド 日足トレンド 取るべき行動 注文の仕方 (感情は成功の敵) 気分が高揚することと、カネ儲けを同時に成し遂げられる人はどこにもいません。つまり、感情は成功の敵なのです。欲望と恐怖は確実にトレーダーを破滅へと導くのです。あなたは、カンやひらめきの代わりに、自分の知性を使ってトレードしなければなりません。 (正の数学的期待値を持つトレード) あなたは、正の数学的期待値を持つトレードをしたときにおいてのみ、勝利することができるのです。カンに頼ったトレーディングは大損につながります。多くのトレーダーがカジノをうろつく酔っ払いのように、ひとつのゲーム(トレード)から次のゲーム(トレード)へと行き当たりばったりの行動をしています。スリッページ(売買執行による誤差)とコミションがそのように頻繁にトレードしすぎる人々を破滅に追いやるのです。 (サバイバル) マネー・マネジメントの第一のゴールは、マーケットにおいて自分が生き残ることを確固たるものにすることです。すなわち、あなたは、ビジネス(トレーディング)の継続遂行が不可能になるような事態を招く怖れのあるリスクを回避しなければなりません。第二のゴールは着実な投資リターンを稼ぐことです。そして第三のゴールとして高いリターンを稼ぐことが挙げられます。しかし、よく肝に命じていただきたいのは、サバイバルがあなたの第一目標であるということなのです。 (マネー・マネジメント) 2万ドルの自己資金でトレーディング用の口座を開設して、それを2年で百万ドルに増やしてやろうと期待するアマチュアはハリウッドに家出してきて、ポップス歌手になろうとするティーンエージャーと何ら変わりがありません。彼はそれに成功するかもしれませんが、それは例外的なことなのです。アマチュアは一攫千金を狙って、節度を超えたリスクを取り、自滅します。彼らはしばらくの間は、成功するかもしれませんが、やがて自分で自分の首を締めることになるのです。そうなる機会はトレーディングの世界には全く事欠かないのです。 (トレードを手仕舞うこと) トレードの途中で銭勘定するようになったら、それはあなたに警告信号を発しているのです。すなわち、それは感情が入り込んできて、あなたの知性を打ち負かしてしまう結果、このままでは損してしまうことを警告するのです。このため、もし自分の心からおカネのことが追い払えない場合、トレードを手仕舞うことは正しいことなのです。 (自分の経験から学習) あなたは良いトレードを見つけられましたか?どの指標が役立ち、どれが役に立ちませんでしたか?あなたのトレードへの仕掛けはうまくいきましたか?当初に設定したストップの位置は遠すぎましたか、それとも近すぎましたか?それはどれくらい?損益ゼロの水準にストップを動かすのが早すぎましたか、それとも遅すぎましたか?あなたの利益を守るためのストップは緩すぎましたか、それとも、きつすぎましたか?トレードから降りるためのシグナルをあなたは認識しましたか?どうすれば、よりうまくトレードできたでしょうか?トレードの各局面において、あなたは何を感じましたか?この一連の分析は感情的なトレーディングを直す矯正対策になります。 (過去から学ぶ) トレードの「前と後」のノートをつけるようにしてください。ポジションを持ったらすぐにチャートを打ち出して、ノートの左ページに貼付し、売買を行った主な理由を書き留めておきます。そしてトレードを今後、どのように管理するのかについてのあなたの計画を書きます。 ※ ( )内タイトルは勝手につけました。 | |
| 鉄 太 郎 の ナ ル ホ ド と 納 得 |
|
|