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「くそったれマーケットをやっつけろ!」からの抜粋 |
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もちろん、常に100%うまくいくものなどマーケットにも人生にもないが、いつも機敏に対処し、間違ったときの損失を最小限に抑えれば、すべてが正しくなくても大金を稼ぐことはできる。このように考えてみよう。60%の確率でしか正しい判断ができなかったとしても、思惑どおりにいった場合の収益が15%で、思惑どおりいかなかった場合の損失を7%に限定していれば、必ず儲かる。だが現実にはそれよりはるかに高い頻度で――約80%の確率で――正しいことが可能であり、多数のプレーで思惑どおりにいった場合の収益が15%よりはるかに大きいことを僕は発見した。強気相場では、スイング・トレードで10%から400%、場合によってはそれ以上になることもあった。弱気相場では、5%から100%、オプションではそれ以上になった。 (トレーディングはすべて、モメンタムがカギだ) トレーディングは企業の基本的な価値とは関係ないし、その企業の真の将来性ともほとんど関係ない。つまり、投資とはほとんど共通点がないのだ。トレーディングは、値動きを利用して行うものだ。時には人々が狂乱するようなドラマチックな動きもあるが、長期的に見ればほとんど問題にならないように値動きだ。トレーディングはすべて、モメンタム――ビッグ・モウモウ――がカギだ。 (マラソンであって、短距離走でない) トレーディングは「一夜にして金持ちになる方法」ではない。長い期間にわたりトレードを継続することによってお金を儲ける方法だ。最初の1ヵ月で100万ドル儲けようとして、最初の1週間で資金を使い尽くすようなことをしてはいけない。マラソンランナーを考えてみよう。彼らは42.195キロを走らなければならないことが分かっているから、最初から全速力を出すようなバカなことはしない。そんなことをしたら、最初の数キロでつぶれてしまうだろう。それより、数時間にわたって持続できる安定したペースを見つける。それで長い距離を完走できるのだ。トレーディングでもまったく同じだ。長期的な展望が必要だ。そうでなければ大きな過ちを犯すことになる。来週までにお金を2倍にしなければとでも考えているなら、トレーディングはやめたほうがいいだろう。 (マーケットは効率的ではない) そろそろマーケットに対するあなたの考え方を変えるときだ。「マーケットはこう言っている、マーケットはああ言っている」と、マーケットをある種の神々しいマシンのように考えるのはやめて、あるがままを理解するときだ。マーケットは、互いにお金を奪い合うというひとつの目的のために参加しているたくさんのプレーヤーたちを相手にやるゲームだ。プレーヤーたちはみんな、人間性と心理という最も基本的でなじみの深いルールに従っている。とはいえ、これらプレーヤーたちの力は均一ではなく、それぞれの能力、関心、制約もみんな異なっている。これらの違いが異なる行動をとらせるのだ。あなたもそのプレーヤーのひとりだ。ただし、とても小さなプレーヤーだが。 (テクニカル要因に基づく値動き) チャートを用いるテクニカル分析は、企業の価値、その株の本当の価値、その株の将来性などファンダメンタルなことは何も明らかにしない。それは、すべての競合するトレーダーたちが知っている判断基準の拠り所にすぎない。だから役に立つのだ。みんながそれを見ている、ほかのみんながそれを見ていることをみんなが知っているからこそ重要で、みんながそれに基づいて行動するのだ。だから動いていた株が51で突然動きを止める。その株が前に止まった値だ。ファンダメンタルズ的には51は完全に恣意的な数値だ。状況が本当に悪くならないかぎりその株が38より下がらない理由も同じだ。38という数値になんの特別な意味もない。その株が前に38で反発したことをみんなが知っていて、また同じことになるだろうと見ているだけの話だ。なぜなら、ほかのみんなもそう思うだろうと考えているからだ。 (コントラリアン指標) コントラリアン指標が有効なのはなぜか?なぜなら、現在のトレンドに合わせてみんながマーケットで同じことをやり始めると、そのトレンドは生き続けることができなくなるからだ。マーケットが上昇を重ねて天井を目指しているとき、永久に上昇し続けることはないと考える人はまだいる。だが、マーケットが永久に上昇し続けるとだれもが考え始めると、買い手は残らず買いに入り、それが一段落すると買い手がまったくいなくなる。そこがマーケットの天井だ。同様に、調整相場では、みんなが下落は永久に止まらないと考え始めたとき(その考えがコントラリアン指標だ)、初めてすべての売り手が抵抗するのをやめて売りに出る。この降伏こそが、売り"悪魔"をマーケットから追い払う唯一のものなのだ。 (ゲームの鉄則) (トレードのプランを立て、そのプランどおりにトレードしよう) なぜそれほど大切なのか?まず、プランを持つことは、そもそもなぜトレードをしようとするのかをあなたが考えたことを意味する。そのトレードに十分な根拠があり、リスク対リターン比率も良いとあなたは見ている。トレードの根拠もリターンの目安もなしでは、合理的なプランなど作れるわけがない(「買い持ちして、様子を見る」はプランではない。それはギャンブルだ。運任せも同じだ)。2つ目に、プランを持つことによって、あなたの買った株が思惑とは反対の方向へ動き始めたときに必然的に起こる「ヘッドライトに照らし出された鹿」のような反応を避けることができる。身動きできずに固まっていると命取りになることがある。もしあなたにプランがあれば、何をするべきか、いつすべきかが正確に分かっている。どんなことが起こり得るかを事前に検討し尽くすことになる。パニックになるようなことは何もない。3つ目に、パニックになるようなリスクを最小限に抑える以外に、プランを持つことはほかの種類のリスクを最小化し、リターンを最大化する。なぜなら、プランに従うことによって、有利な行動しかとらないように自らを強制することができるからだ。儲けられるエントリー・ポイントを選び(そして損をするエントリー・ポイントを避け)、ポジションを安全にホールドし(ストップをプランどおりに設定し)、適切なタイミングで利益を確定してエグジット(脱出)することによって、リスクを最小化してリターンを最大化できるのだ。 (自信をもってトレードすること) いつまでも過去の失敗に縛られて動揺していてはいけない。トレードで成功する唯一の方法は自信をもってトレードすることだ。罪悪感にさいなまれたり、失敗を繰り返すことを恐れていたりしては、勝者の態度でトレードすることはできない。 (自己規律を徹底する) トレーディング、職業、スポーツ、あるいは人間関係など、人生におけるどんな分野であれ成功している人は、ゴールに意識を集中することができ、達成するために必要なことは何でもする。これはしばしば、簡単なアプローチを拒絶し、衝動に抵抗し、安直に満足できるチャンスを避け、必ずしも楽しくないことをやるように自分を強い、そしてルーチンやプランを守り通すことを意味する。これらはすべて自分の求める方向に関して責任を持つということだ。
※ ( )内タイトルは勝手につけました。
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| 鉄 太 郎 の ナ ル ホ ド と 納 得 |
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