(4) 売買執行値差について          
                   
  ■値板を見て注文を出しても、売買成立価格は値板通りには行かないことが多い。  
   注文時の想定単価と売買執行単価との差を売買執行値差という。    
   一般的には売買執行値差は不利な方向にずれるのでコストとして捉えなければならない。
  ■売買執行値差の0.05%の意味は、0,1%の執行値差が2回に1回発生すると想定した
    場合の値である。              
                   
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              単位: 千円  
          10年間平均 10年間累計  
    売買 日中 パターン   年間      
    執行値差 変動率   利益 利益率 利益 撤退年度  
      土3% A1 -394 -3.9% -3,935 無し  
    有り 土4% B1 850 8.5% 8,499 無し  
    (0.05%) 土5% C1 1,283 12.8% 12,827 無し  
      土3% A3 983 9.8% 9,825 無し  
    無し 土4% B7 1,680 16.8% 16,800 無し  
      土5% C3 3,076 30.8% 30,760 無し  
                   
          【その他の条件】             
      ・損切り         : 有り(0.1%)        
      ・売買手数料      :  5千円(往復)        
      ・マネーマネジメント  : 有り          
                   
  ■売買執行値差のコストは、手数料と同様に売買回数に比例する。    
                   
   売買執行値差=0.05% ⇒ 12百万円 × 0.05% × 2500回(10年間) = 15百万円 
   売買執行値差=0.10% ⇒ 12百万円 × 0.10% × 2500回(10年間) = 30百万円 
   売買執行値差=0,20% ⇒ 12百万円 × 0.20% × 2500回(10年間) = 60百万円 
    ※ 12百万円は、1枚を売買する金額である。        
                   
  ■売買執行値差0.05%のとき、10年間で15百万円のコストが発生し、利益を上げるため
   には少なくとも15百万以上の売買利益が必要である。      
                   
  ■もし、売買執行値差が発生しないと仮定すると、損切りを0.1%で行うという条件で、日中
   変動率が土3%以上であれば、当シミュレーションの前提では勝てると言える。  
   但し、あくまでもシミュレーション上の前提条件のもとでの話であることをお断りしておく。
                   
                   

   
   



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